従来の動力噴霧器による農薬散布では10aあたり約1時間かかっていた作業が、飛助10ではたった約1分で完了します。重い機材を背負う必要がなくなり送信機を持つだけになるため、作業負担が劇的に軽減されます。また、炎天下で広い圃場を歩き回る必要がなくなり、農薬被曝のリスクもほぼゼロに抑えることができます。
展開時は1280mmですが、折りたたみ可能な大型プロペラを採用しており、格納時はコンパクトになります。軽量なため持ち運びや保管が容易で、狭小な圃場や中山間地でも使いやすいのが特徴です。さらに、安定したパフォーマンスを発揮する高い耐久性も兼ね備えています。
進行方向に応じてノズルを自動で切り替え、前後プロペラから発生する風を利用して薬剤を下方に抑え込む特許取得の散布方式を採用しています。これにより、作物の葉裏や根元まで均一に薬剤を散布でき、高い散布性能を誇ります。オプションの装置を取り付ければ、粒剤や肥料の散布にも対応可能です。
Futaba製のプロポを採用しており、従来モデルと同様の直感的な簡単操作が可能です。地点を記憶させて往復飛行・散布させる「AB自動飛行モード」や「6m自動移動機能」を搭載しています。さらに、GPS情報による飛行経路の自動補正を行う「直進アシスト」機能など独自の制御技術により、初心者でも安定した飛行が可能です。
飛助10は全て国内で生産されており、冷却性能に優れたモーターやボタ落ち防止ノズルを採用するなど高い信頼性を持つ構造です。また、IPX4相当の防水性能を備えているため、農薬散布後は機体を水洗いすることが可能で、清掃にかかる時間を短縮し機体の寿命も延ばします。
国内の一般的な圃場面積を考慮したバッテリー容量の見直しにより、消費電力の削減と飛行時間の延長を実現しています。圃場面積に応じた適切な薬剤量を積載することで、1つのバッテリーで最大12L、合計1.5haもの広範囲な散布が可能です。
