農業用ドローンはバッテリーが高価で、山間地ではその運用コストが大きな負担になります。「飛助mini」は1つのバッテリーで長時間作業ができるよう設計されています。
最大推進力48kgの強力なブラシレスモーターと24インチの大きなプロペラを組み合わせることで、低回転でもトルクを活かした安定飛行が可能に。薬剤を積んでも電力消費はほとんど変わらず、1バッテリーでの作業面積が大幅に向上しています。
わずか7Lの薬剤タンクで最大87.5aの圃場に対応できる散布性能を備えています。大型ドローン並みの散布幅により、Uターン回数が減り作業効率が上がります。
また、軽量機体ながら安定したダウンウォッシュ(降下気流)を確保するため、一般的な「X型」ではなく「十字型」構造を採用。前後移動でも75%のダウンウォッシュを維持し、風の影響を受けにくい設計です。加えて、24インチのプロペラで風が根元まで届き、作物全体にしっかり薬剤が行き渡ります。
マゼックス独自の制御装置は、高性能IMUやCPUを搭載し、積載時でも高い飛行安定性を実現。風のある環境でも精密な姿勢・高度制御を行い、操縦の負担を大幅に軽減します。
新型アンテナにより、取得できるGPS衛星数が従来の約12~15個から20個以上に増加。山間地でも安定した位置情報が得られ、安全性が向上しました。
さらに、モニター操作不要の高度レーダーを搭載。スイッチ一つで高度設定ができ、作物や風の状況に応じた微調整も簡単に行えます。直感的な操作で誰でも扱いやすいのが特徴です。