近年は記録的な強風や大雪が頻発しており、自然災害に強い強靭なハウスの需要が高まっています。これからビニールハウスの導入を検討されている方の中で、
「パイプハウスのコスト感のまま、鉄骨ハウスのような高い強度が欲しい」
「複数のビニールハウスを建てるのではなく、ビニールハウス1棟で、最適な生育環境の整備と設備の保管を両立したい」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方々にぜひおすすめしたいのが、次世代型のビニールハウス「八角ハウスシリーズ」です。本記事では、この八角ハウスの特長や、導入メリットについて解説いたします。
「八角ハウス」は、渡辺パイプ株式会社が開発した、高性能・大空間を誇る次世代のパイプハウスです 。最大の特長は、主骨材として断面が八角形をした独自の「八角タフパイプ」(特許取得)を採用している点にあります 。従来のビニールハウスで使用される丸パイプ同士の結びつきは「点接点」でしたが、八角パイプを使用することで「面接触」へと変わります 。これによりパイプの結着力が大幅に進化し、パイプハウスでありながら鉄骨ハウスに匹敵する強度を実現しています。
また、単棟タイプの「八角ハウス」だけでなく、敷地を有効活用できる大規模栽培向けの「八角連棟ハウス」や、光を多く取り込めるよう垂木ピッチを従来の2倍以上に広げた新型「八角クリアハウス」など、農家様の栽培スタイルやニーズに合わせた多様なラインナップがあります。
ビニールハウスとして八角ハウスを購入・導入することで、具体的にどのようなメリットがあるのか、3つの重要ポイントに絞って解説します。
メリット①:災害に強い!鉄骨ハウスに負けない高い強度
八角タフパイプと専用ジョイントを使用することで、パイプ同士の結着力が高まり、強靭な構造を生み出します。
その結果、耐雪性能は50kg/㎡、耐風速は50m/secという極めて高い数値を誇り(※一部規格を除く)、強風や豪雪といった自然災害に強いビニールハウスを実現しています 。
また、国が定める50m/sec以上の耐風速、または50kg/㎡以上の耐雪性能を有する「低コスト耐候性ハウス」の基準にも対応しており、大切な作物と設備を災害から守ることができます。
メリット②:間口9.0~12.6m・軒高2.5~3.5mの圧倒的な大空間
骨組みの強度が飛躍的に上がったことで、従来のパイプハウスの限界を超えるサイズ設計が可能になりました 。
単棟ハウスにおいて、間口は9.0~12.6m、軒高2.5~3.5mという大空間を確保できます 。内部スペースを広く・高く取れるため、トラクターなどの大型農機もハウス内をスムーズに移動でき、日々の農作業の効率と安全性が大きく向上します。
メリット③:多様な設備・用途を余裕をもって導入可能
大間口で高軒高の八角ハウスであれば、内部スペースに十分な余裕があるため、2層カーテンなどの自動カーテン装置(平張り・傾斜張り対応)や天窓、さらには灌水設備まで、さまざまな設備を無理なく取り付けることが可能です 。設備の強化、農業機械の保管、育苗などの作物の栽培まで幅広く活用頂けます。
メリット④:基礎工事・建築許可が不要で、短期間かつ安価で施工可能
八角ハウスは、基礎工事や建築許可の取得が不要です。したがって、注文から施工完了まで1ヶ月半ほどと短期間で施工ができます。また基礎工事が不要のため、安価で施工を行うこともできます。基礎工事が必要な鉄骨ハウスと比較して、短期間かつ安価で施工が可能です。

栃木県の農機販売店様は、大型農機の収納と米の育苗を兼ねた施設を検討していましたが、鉄骨やテント倉庫は高コストや換気面に課題がありました。そこで、大掛かりな基礎工事不要で高強度、低コスト、短納期を実現する「八角ワイドハウス」を提案し導入に至りました。結果、被覆材の選択や換気設備の導入により、大型農機を守る堅牢な設備と、温度管理が重要な育苗環境を見事に両立させ、大変ご満足いただいています。

いかがでしたでしょうか。今回は「ビニールハウス 八角ハウス」についてご紹介いたしました。当社では茨城県・栃木県の農家様を中心に、ビニールハウス・農業用ドローンをはじめとするスマート農業について幅広くサポートしております。ビニールハウスに関するお悩みは、お気軽にお問い合わせください。