農地の集約や法人の大規模化が進む現代の農業現場において、生産性向上のカギを握るのは「圧倒的なスピード」と「多用途性」です。限られた天候や時間の中で広大な圃場を管理するには、従来の手法や小型機では限界があります。
そこで注目されているのが、DJIが12年にわたる研究開発の成果を結集して生み出した最新フラッグシップモデル「Agras T70P」です。
本記事では、散布・施肥にとどまらず、「重量物の運搬」にも対応するこの1台が、大規模農業の課題をどのように解決するのかを解説します。
Agras T70Pは、作業効率を極限まで高めるための高いスペックを誇ります。
最大70kgと大容量
液体散布においては最大70L(流量40L/分)、粒剤散布(施肥・播種)においては最大100L(流量400kg/分)という驚異的な積載能力と吐出量を持ちます。これにより、農薬や肥料の補充回数を大幅に減らすことができます。
飛行スピードと広大な圃場にも対応
最大飛行速度は20m/sに向上しており、広大な圃場であっても極めて短時間で作業を完了させることが可能です。
革新的な重量物運搬機能
T70Pの最大の特長とも言えるのが、最大65kgの資材や収穫物を吊り下げて運搬できるリフティングシステムです。これにより、山間部の果樹園における肥料の運搬や収穫物の搬出など、これまで重労働だった作業をドローンが代替します。
T70Pは、大規模圃場だけでなく、複雑な果樹園への使用にも有効です。 高流量と微細なミスト粒径を実現した新しい散布システムにより、優れたパフォーマンスを発揮します。オプションにはなりますが、「ミストスプリンクラーセット(4ノズル)」を使用すれば、密集した樹冠や背の高い果樹であっても、葉の裏側までしっかりと農薬を散布させることが可能です。
さらに、ミリ波レーダーとTri-Visionシステムを統合した「安全性システム3.0」を搭載
しています。これにより高精度な障害物検知と、より効率的なルート選択が可能となり、障害物の多い現場でも安心して自動飛行ができます。
いかがでしたでしょうか。今回は「DJI Agras T70P」についてご紹介いたしました。当社では茨城県・栃木県の農家様を中心に農業用ドローンをはじめとするスマート農業について幅広くサポートしております。農業用ドローンに関するお悩みは、お気軽にお問い合わせください。